ひとりのおとこの歩き方

「バイオでメシ、喰ってやる」のスピンアウトブログ。

【健康】ぼくのからだの中の14mmのラグビーボールの話(後編)

f:id:rikei_around30:20160721224358j:plain

前回のエントリーの後編です。

前編はこちら。

rikei-around30.hatenablog.com

 

前編のあらすじ

新社会人になって初めての冬、ぼくは突然の腹痛に襲われました。

それだけでなく、背中の痛み、猛烈な吐き気にも耐えられませんでした。

最初の病院では「便秘」と診断され、疑わしく思ったぼくはセカンドオーピニオンへ。

そこでレントゲンに映った白い影に顔面蒼白…。

しかし、医師の診断は「尿路結石」ではないかということ。

ついに、突き止めた腹痛の原因。そして、人生で初めて泌尿器科を訪れることにしました。

後編のはじまりです。

 

はじめての泌尿器科

泌尿器にかかるのは恥ずかしい、と思ってたぼく…。

こればかりは本当にごめんなさい。

小学生が学校で大便したら恥ずかしいからとしないのと同じ理屈です。

 

泌尿器科は男性がメインです。女性専門の泌尿器もあるそうですが、ぼくは男性以外会ったことがありません。

 

セカンドオーピニオンの紹介状を渡し、初めの診察を受けます。

  • エコー検査(超音波検査
  • レントゲン検査
  • 血液検査
  • 尿検査

 

上記の検査を全部しました。以後、血液検査以外は毎回の診察時に受けました。

 

エコー検査で何が分かるのか?

f:id:rikei_around30:20160721232119j:plain

(出典:腎機能検査 | 血液検査で分かること - 町医者の家庭の医学

 

エコー検査では腎臓の状態が分かります。専門的なことは言えませんが、図のように腎臓と膀胱は尿管と言う管でつながっています。

ぼくの場合、左に白い影=結石があったので、尿路の障害になります。流れにくくなった尿によって腎臓が圧迫されて腫れることがあります。エコー検査では、腎臓の腫れが確認できます。

 

合併症として考えられるのは水腎症です。ぼくの場合、腫れは酷くはなかったですが、右と比べて左は腫れているのが分かりました。

health.goo.ne.jp

 

 水腎炎は恐ろしい…

 

レントゲン検査で見つかった14mmのラグビーボール

 改めて泌尿器でレントゲンを撮影し、画像解析をしてもらいました。

ここで診断が確定します。

  • 大きさ:14mm(1.4cm)×5mm(0.5cm)

何と14mmの結石がぼくのからだの中にあることが確認されました。

まさに形状は楕円形をしたラグビーボール!!

どうやら結石がすぐ近くを通る神経を圧迫して激痛をもたらしていたようです。

 

ちなみに、尿路結石(尿管結石)の痛みは3大激痛にカウントされます。

痛みを伴う病気にはいろいろありますが、胆石、すい炎、結石(尿管結石)の痛みは、「3大激痛」といわれます。
なかでも結石は昔から、「七転八倒の苦しみ」とか「想像できない痛み」と表現されるほどです。突然の激痛に、あわてて救急車を呼ぶことも少なくありません。

(出典:結石はどうしてできるの? | はじめよう!ヘルシーライフ | オムロン ヘルスケア

 

これは納得です。本当にこの通りでした。

救急車を呼ぶことにはかなりの抵抗がありましたが、呼ぶ人もいるようですね。

女性の出産時の痛みに似ているとも聞いたことがありますが、男である私は残念ながらこれは確認することができません。

oshiete.goo.ne.jp

 

治療について 

治療については、後日別の記事に書こうと思います。

とにかくぼくは、この結石治療に丸一年かかりました。担当してくれた医師に振り回されたところは拭えないですが、結局手術を選択しました。

残念ながら薬で石を溶かすことはできません。

 

<ぼくの結石治療 ―3ステップ―>

  1. 尿量を上げて、尿管の狭まりを薬でおさえて自然排出
  2. 体外衝撃波で結石を小さく砕いて自然排出
  3. 内視鏡を使って綺麗さっぱり砕いて除去

 

上記の3ステップで行いました。途中、転職で勤務地が変わったので、担当の医師も変わりました。

そもそも結石っていうのは、わかりやすい病気です。からだの中にモノがあるわけで、自然排出の場合、出るところは一つなわけです。排出のしやすさは当然大きさと相関します。

自然排出可能なサイズはせいぜい5mm程度と聞いたことがあります。ぼくのラグビーボールちゃんは14mmですから!当然排出には個人差もありますし、手術となると身体的な負担や経済的な負担もかかってきます。

 

以下は汚い話になりますが、ここは医学的な話として聞いてください。←重要です。

結局、石が尿管は無事に通り抜けて膀胱に行き着いても、ほらその先には尿道がありますよね。また、細い管です。そこでもし尿道を石が閉塞してしまったら…激痛じゃ済まないし、即手術です。

 

ぼくの家系は祖父が胆石、父も尿路結石をやっていますから、ぼくはまさに結石界のサラブレッドだったのです。

手術後も2度、結石に似た痛みを経験しています。

もしかすると…今もぼくのからだの中には結石ができているのかも?

 

尿路結石の原因は?

オムロンが詳しくまとめていますので、こちらを参考になさってください。

www.healthcare.omron.co.jp

 

上記サイトによれば、結石の約80%はシュウ酸カルシウム、リン酸カルシウムなどのカルシウム結石ということです。そのほかリン酸マグネシウムアンモニウム結石や尿酸結石などもあるようです。

 

結石というのは化学反応であることが分かります。

私たちが肉類などを多く食べると、シュウ酸や尿酸などの物質が体内に増えます。このうちのシュウ酸には、カルシウムと結合しやすい性質があります。シュウ酸は腸のなかでカルシウムと結びつくと、便と一緒にからだの外に排泄されます。
ところがシュウ酸の量が多いと、あまった分は尿のなかに出てきます。尿のなかでシュウ酸がカルシウムと結合すると、石のようなかたまりとなって排泄されにくくなり、腎臓に障害を及ぼしたり、尿管を詰まらせることになるのです。

つまり、多くの原因はシュウ酸の過剰摂取!カルシウム不足!

カルシウムを積極的にとることが必要だとされています。それは腸内でシュウ酸と結びつくカルシウムを増やすことで、便として排泄しやすくするためです。

一種の生活習慣病でしょうか。

 

私が結石になった理由

ぼくの場合、食生活や運動習慣もあるのかもしれませんが、もう一つ自覚があります。

それは水分をとらなかったことです。

就職する前は大学院に通っており、一人暮らしをしていました。自宅ではほとんど水を飲まなかったような気がします。学校でもお昼休みに食堂へ行った時に飲むか、あとは売店で飲料を買ったときや、飲み会でのビールでしょう。

ビールはだめですよ!利尿作用はありますが、シュウ酸を含みます!

結石になった話を会社でしたら、「ビールが足りてないんじゃない?飲みに行くか!」とよく言われましたが…

コーヒーや紅茶にもシュウ酸が含まれるので注意です。

 

まずは水を多くとること!

水を多くとることが結石予防につながると思います!

また水分不足になると、尿の濃度が高まり、結石を起こしやすくなります。小さな結石なら尿と一緒に排泄されることも多いので、水分を多めにとることも予防につながります。

結石は主にはシュウ酸とカルシウムの化学反応なので反応効率を下げることが予防になります。

尿量を増やすことで、それぞれの濃度が下がり、シュウ酸とカルシウムが出会う前に尿として排泄したら結石は作られません!

 

食生活を気にする

肉などにシュウ酸が多く含まれることをお伝えしました。

野菜を摂ればいいんでしょ?と思いますよね。

野菜のなかでもホウレンソウはシュウ酸を多く含みます!結石になりたくない人(本当に痛いからね)は茹でてお浸しにしましょう。シュウ酸が逃げていきます。

あとは、ビタミンC。これも体内で代謝されてシュウ酸に変わります。

 

食生活以外にも適度な運動も大切です!

 

後編のまとめ

結石の痛みは一度味わえば、もう味わいたくないと思うものです。激痛ですから。

結石界のサラブレッドでもあるぼくは、前述したとおりでその後も結石の痛みに似た痛みを経験し、休日夜間に駆け込むことを繰り返しています。

できやすい体質でもあると思います。残りの人生でもまた結石と向き合う時がくるのかもしれません。

そうならないように今は気を付けています。

ぼくのからだの中のラグビーボールは水分の摂取量、食生活の内容、運動習慣を改めるように教えてくれたのかもしれません。

 

www.pasonica.com

芸能人でも雨上がり決死隊の蛍原さんの結石の話は有名です。手術から二年後に再発して、自然排出されたとか。持病になってますね。

 

サカナくんにいたっては、魚の食べすぎが原因で結石で入院してました。

www.news-postseven.com